最近「朝活」という言葉をよく耳にするようになりましたが、ご存知ですか?
「朝活」とは、朝早起きをして就業前の時間に趣味や仕事を行うことです。
「朝合コン」まで行われていて、朝の時間を有効に使おうとする人が増えています。
なぜ朝なのか?
それは朝の脳の状態が、前日得た膨大な情報データが睡眠によって整理され、新しく情報を記憶するのに適した状態になっているからです。
早朝に脳を動かすことで脳の活性化も期待できます。
この活動に適した脳の状態を上手に利用するのが「朝活」です。
家事も同じで、朝のリフレッシュされた脳で行うことで、夜行う家事よりも効率的に進めることができます。
それでは早朝から行う家事「朝家事」のメリットを紹介します。
①家事・時間に追われている切迫感が激減する
毎日、会社からの帰りに考えることはなんでしょうか?
「お米を炊いて~、お風呂掃除をして~」と帰宅後の家事の段取りを考えていませんか?
そして段取り通りに行かないとイライラしたり、焦ったり・・・・余計に疲れてしまいますよね。
朝家事で少しでも家事を終わらせておけば、この切迫感が劇減します。
仕事帰りは「夕飯の下拵えは終わっているからすぐ出来るし、お風呂掃除も終わっているから先にお風呂に入ろうか」と、気分が軽くなります。
保育園の園庭で遊びたいとぐずる子供を無理やり引っ張らずに、遊ばせてあげることができます。
やるべきことは前倒しで終わらせておくと後が楽になる、これは仕事でも同じですよね。
特に自分が苦手とする家事を朝終わらせておくと、よりスムーズに一日の家事が進みます。
②邪魔をされずに家事ができる
朝家事は早朝、皆が寝ている時間におこなうので、自分のペースで家事をすることができます。
夜は掃除をしようとしてもリビングにパパがいたり、子供が掃除道具を奪おうとしてきたりと、なかなか進みません。
その点朝家事だと、自分一人で自分のペースで家事ができます。
好きな音楽をききながら、コーヒーの匂いに包まれて家事をする、家事タイムとは言っても素敵な時間になりそうではありませんか?
③子供と一緒に眠れる・子供が起きても焦らないですむ
夜子供を寝かしつけてから家事をするのは、なかなか大変です。
疲れているワーキングマザーに、暗い部屋で布団に入っているのに「寝るな」なんて無理な話です。
それでも子供が寝たあとは、重たい体を引きずって家事を始めなくてはいけません。
不健康に感じませんか?
私が「私、長生きできないかも」と思う瞬間第一位です。
また、小さな子供だとママが隣にいないことを敏感に感じ取り、起きてしまうことがあります。
一度起きるとまた寝かしつけに時間がかかり「明日保育園だから早く寝かせないと!」と焦ります。
そして子供が寝たらまた家事・・・・エンドレスです。
朝家事に変えると、夜は子供と一緒に眠ることができます。
子供はママが隣に寝ていることで安心し、途中で起きることも少なくなるはずです。
朝家事の途中に子供が早く目を覚ましたら、その時は子供を起こしておけばいいのです。
無理に眠らせる必要はないのですから、夜に比べると気持ちが楽です。
早く起きた分、夜は早く寝てくれるかもしれません。
どうでしょうか?
「私、夜型人間だから」と嫌がらないでください。
もっと眠っていたいという欲求を5分ほど我慢すれば目は覚めます。
それだけの我慢で、1日の家事がこんなにスムーズに進むようになりますよ。