夫婦で家事分担をしていますか?
就業時間の違いで、妻がメインで家事をしている家庭が8割以上だと思います。
それはどうしようもないですよね。
23時や24時まで残業した人に「家事をしろ」とは言えません。
ですが家事を「やれない」ではなく「やりたくない」だけの夫には、きちんと分かってもらう必要があります。
あなたがどれだけの家事・育児をしていて負担になっているか、なにを夫に担当してもらおうと考えているのか、落ち着いて話しましょう。
間違っても「私はこんなに大変なのに、どうしてあなたは・・・」などと文句を言ってはいけません。
文句を言うと「俺だって・・・」と、言い合いになって先に進みません。
余計疲れるだけです。
大切なのは、わかってもらうこと。
あなたの素直な気持ちを伝えましょう。
たとえば・・・
①「家事は女の仕事」という考え方は捨ててください
そんな時代は終わったのです。
家事が女の仕事であるならば、外に出て働き収入を得るのは男の仕事です。
ですが私も収入を得ています。
二人で協力して収入を得ているのですから、家事も二人で協力しなくては、私の負担が大きすぎます。
「してやってる」「手伝ってやってる」という考え方は根本的に違うのです。
収入を得ることも、家事をすることも、子供を育てることも、二人で協力してするべきで、どちらかが主体ということはないのです。
②家事に文句をつけないでください
確かに限られた時間の中で、子供の相手をしながらの家事なので手が届かないところはあるでしょう。
ですがこれが私の精一杯です。
文句を言うよりも、気が付いた人がすればお互いが気持ちよく過ごせるのです。
③子育てが大変なのは自分のペースで物事を進められないから
「家事は楽」と思わないでください。
確かに家事はやりようによっては早く終わります。
ですがそれは自分のペースで進められた場合です。
子育てをしながらでは、一つの家事をすることに倍以上の時間がかかります。
子供の相手をしながら仕事ができますか?
できないはずです。
子供の相手をしながらでは、何一つ思うように事が進められないのです。
私はそれが大変なのです。
④「俺の方が稼いでいる」と言わないでください
私はたくさんの収入を得ることより、子供・家庭を守ることを優先させただけです。
お金を得ることができなくても、私がやっていることはそれと同じくらいの価値があることだと思っています。
⑤二人の子供だということを決して忘れないでください
疲れているのはわかります。
ですが私も子供も、夫の、父親の支えを必要としています。
私が子供の世話をここまで精一杯やれるのは、あなたの子供だからです。
どうですか?面と向かって話すことに抵抗があるのであれば手紙やメールでも構わないと思います。
男性はなかなか家事や子育てに目がいかないものです。
あなたがどれほど大変な思いをしているのか、分かっていないだけかもしれません。
言葉にしなくては伝わりません。
喧嘩をするよりも、優しく伝える、これが家庭をうまく回す時短方法だと思います。